公式ページの説明が・・・

 さて、パッソレーシー(QNC10改)でホーン交換をしたのはHPでも記したが・・・

ホーン2連装では消費電流も多く、ハザードとの併用を考えるとリレーを用いるのがベター、と定番対処なのだが、その際「なんだかなぁ」と思うことがあったので上げておく。

エーモンのリレーを用いたのだが、その接続をサイトで確認しながら行ってみたものの、これが見事に不発であった。ホーンはうんともすんとも鳴らないのである。

いやいや、てめえの頭で考えることを省略したのが間違いの元であった。過去にセリカやスープラでも自前で交換し配線をしてきた経験を軽視したのだから・・・

取付車種にも因るのかもしれないし、リレーコントロールをプラスでやるのかマイナスでやるのかという違いも影響しているのかも知れぬが、公式サイトの配線図は今回はまったく役立たずであったのは、声を大にして言っておきたい。

今回、備忘録的に内容を記しておきたいと思う。

リレーは2系統の回路が内包されている。まずは「リレードライブ」の回路に触れておく。制御したい回路のON・OFFを担うだけで、ここに大電流が流れることは無い。ホーンボタンを押したときだけリレーがONになるようにする。今回使用したリレーでは、青線を純正ホーンコネクタ(+電圧)へ繋ぐのが正解。黒線はそのままボディアースとする。こうすることでホーンボタンを押したときだけ電流が流れ、リレーがONになる。

もう1系統は、デバイスに電流を流す回路。赤線と黄線がそれにあたるが、赤線はバッテリー・+端子に接続。私は今回ここへヒューズを割り込ませた(15A)。黄線はホーンの+側へ接続。各々ホーンのマイナス側はボディアースとしている。

これで、ホーンボタンを押したときだけリレー回路がONになり、赤線・黄線にバッテリーから直接電流が流れホーンが鳴る。ハザードランプと共有している回路にホーンが消費する電流は流れない。

それにしても、ハーネス(配線材)はショップへ行っても貧相極まりない品ぞろえだ。どれもこれも貧弱でカラーリングも3色しかない。(赤・黒・青)以前なら緑やら黄もあったし、ゲージも細いものしかないのが寂しい限り。オーバークオリティである必要は無いが・・・

昨今のクルマのエレクトリカル系は複雑極まりないし、素人が触ってくれるな!という風潮もあろう。DIY人口が減っている背景が、こうした配線材の層の薄さに反映しているのだろうが、プリウスを除いてこれまで乗ってきたクルマを自力でイジリ倒してきた私にとって、寂しい限りである。




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