思い出した18才の冬

 パッソレーシーがようやく納車と相成った。スープラからプリウスに乗り換えた時も、その操作の違和感に戸惑ったものだが、今回も14年ぶりにマニュアルミッション車に乗り換えたことで戸惑うことなった。。。

40キロ弱の距離を自宅まで走らせながら、奇妙なデジャブ感を覚えた。教習所での実習車は330系セドリックのディーゼル車、しかもコラムシフト。フロアシフトの車もあって混在状態だった。それが初代セリカLB2000GT(RA-25)で自宅まで30キロを走って帰ってくるのはとてもエキサイティングなことであった。ステアの重さはもちろん、シフトフィールも全く異なり、何よりもパワフルな18R-G / DOHCエンジンは教習車の比ではなかった。

今回のパッソレーシーのドライブも、似たようなものであった。坂道発進ではエンストや後退の恐怖にも似た感覚は、長きに亘りATに乗っていた人間には無縁であった。300㏄の排気量アップはコンパクトなボディにとってかなりの差。高速道路走行でも5速に入っていてもアクセルを踏むことで加速していく様はセリカ・スープラ同様に頼もしいが、重量級のスープラと比べるとそのフィールはまったく異なる。

また同じパッソと云えどユルリと比べると、ステアリングは重いし、ステアリングギアレシオも異なるため舵角の違いにも戸惑う。慣れの問題であろうが・・・、

悲しいかな信号待ちでクラッチ切るのを忘れてエンストさせることも。AT乗りの後遺症だ。シフトチェンジの際、思わず左手がコラムに伸びたのには我ながら苦笑してしまう。シフトノブの位置も歴代セリカやスープラと異なるので、左手が空を切ることもしばしば。シフトフィールが若干ダルなせいか、ローとサードの違いが分かりづらいか・・・

焦る必要は無いが、セリカ・スープラ乗りだった頃に戻るにはもう少し時間が必要なようだ。

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