意匠変更・・・スーパーヘテロ
試作機の中波用スーパーヘテロ・ラジオだが・・・意匠変更する。同調用VCと局発用VCを独立させ、トラッキングを完全に合わせるのを目的としていたが実用には「無理」があると判断した。 問題点はいくつかあるが、最大の問題は同調用VCをイジると局発freqが動く。原因は不明だが、1辺67センチの大型ループによるアンテナの同調を取ることで、局発のインダクタンスに影響を及ぼしているとしか思い当たるフシがない。 同調VCと局発VCを交互に追っかけ合いしながらの同調では、トラッキング整合など出来るはずもない。そこでバーアンテナはバリコン容量に合わせて自作することとし、親子バリコンにて通常の同調回路を形成する。トラッキング調整には、15pFのタイトバリコンを同調側へ追加することで行う。こちらの方がよほどマシであろう。 真空管用のエアバリコンを用いるので、筐体は作り直しとなる。前面パネルも3㎜厚のアクリル板に変更。AGCの効かないIF回路も再製作した方が良さそうだ。